「ひかりの隙間」変わらないものなんて、何ひとつないけれど

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邦楽女性ボーカル著作権フリーBGM ボーカル

著作権フリーオリジナルBGMです。
商用・非商用に限らず無料でご自由にご利用いただけます。
女性ボーカル(邦楽・日本語)曲です。

この曲では、変わっていくものと、変わらずにそこにあるもの。そのどちらも愛おしいと感じられるような、繊細な時間の重なりを描きました。
それは、湯気の匂いや、指先に残る手触り、すれ違う声の余韻…そんな五感を通してよみがえる、名もなき記憶たち・・・
目に見えないもののなかにこそ、私たちの本当の宝物があるのかもしれません。

ぜひ、結婚式のプロフィール、結婚式の他の動画のBGM、挙式や披露宴のBGM、その他店内BGMや作業BGM、動画のBGM等、様々なシーンでご使用ください。

【歌詞】

雨あがりの縁側に
ひと粒 残る水の声
頬を撫でた風の跡
昨日より少し透けてゆく

炊きたての湯気にまじる
懐かしい紙の匂い
机の傷に指を這わせ
誰にも見えない日々がある

消えてゆくものばかりを
数えるたびに知るぬくもり

変わるもの 変わらないもの
その隙間にある光
ちいさな音で 今日も
わたしの胸に 灯る

石畳のうねりの中
すれ違った笑い声
ふとした拍子に滲む
触れられない記憶たち

すり抜けていく景色でも
この指先が覚えてる

流れるもの とどまるもの
重なりながらゆれる
名もなき日々の向こうで
息をしている ひかり

焼けた木の匂い 母の声
ひとつずつ 染み込んでく
名残と呼ぶにはあたたかい
過去といまの あいだ

変わるもの 変わらないもの
どちらも愛しいから
手放すことも そっと
抱きしめることと 知った

消えるもの 残るものたち
すべてはこの身を巡る
名もなき光のなかで
今日をまた 生きていく