著作権フリーオリジナルBGMです。
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女性ボーカル(洋楽・英語)曲です。
自分の中に残り続ける何かと折り合いをつける過程を、音と詞で描いた、静かな決意の物語 ――
終わったはずの関係や、もう戻れない過去。
それでも、ふとした瞬間に心の奥で揺れてしまうことがある。そんな繊細でリアルな感情を、鮮やかに、そして力強く描き出す一曲を目指しました。
感情の層を巧みにすくい上げるバイオリンの伴奏、美しさと痛みを同時に帯びたその音色が、楽曲全体に一種の「進みながらも立ち止まる」ようなテンションにし、女性ボーカルのまっすぐに響く声には、弱さを認めながらも、それでも進もうとする「意志の温度」を表現。歌詞は一見シンプルな言葉を避けながらも、どこかで誰もが経験したことのある「残響する感情」をとらえ、聴く人の胸にそっと寄り添うように・・・
〇過去の出来事がふとした瞬間に蘇る人へ
もう終わったはずの関係や感情が、心のどこかにまだ残っている——そんな“余韻”を抱えている方に。
〇切なさの中に強さを感じたいときに
悲しみや痛みをただ癒すのではなく、その感情と向き合いながら前に進もうとする姿勢に寄り添いたい方に。
〇バイオリンやオルタナティブサウンドが好きな音楽ファンに
クラシカルな旋律と現代的なビートが混ざり合う音作りが好きな方には、印象的な一曲になるはずです。
ぜひ、様々なシーンでご使用ください。
【歌詞】
Glass in my hands from a frame I dropped
Laughed too loud at a joke we forgot
Your name still lingers in the back of my throat
Like static in songs from a radio ghost
I tried to paint it over,
But cracks still show in the white
You vanished in a season
That never quite felt right
You’re the shadow in my echo
The flicker when the lights all go
I breathe in, but it’s never clean
Still dancing in your in-between
Maps of us folded deep in a drawer
Fingers trace what we’re not anymore
Your coat in the closet I never could wear
Hangs like a silence too heavy to bear
I walk through all the echoes
Like hallways carved in air
I swear I’ve closed the windows,
But I still find you there
You’re the tremble in my laughter
The line that breaks right after
I scream out, but it’s all unseen
Still haunted by what might have been
No goodbye ever fit our size
We fell through cracks in our own design
But even ghosts learn how to leave
And I’m learning how to breathe
You’re the whisper in my open hand
The mark I never planned
I rise up from what’s in between
Not clean—but finally free
You’re the echo fading down the line
A part of me, but not my spine
I step out from the in-between
Still scarred—but more than I’ve ever been
【日本語訳】
割れたフレームを手にして
忘れかけた冗談に笑いすぎた
あなたの名前はまだ喉の奥に残ってる
まるで古いラジオの雑音みたいに
塗り直そうとしたけど
白の下にひびが浮かぶ
あなたが消えた季節は
どうしても馴染まなかった
あなたは私の声に残る影
明かりが消えたときの微かな光
深く息を吸っても、澄んではくれない
私はまだ、あなたの残像の中で踊ってる
引き出しの奥にしまった私たちの地図
指先で、もう私たちじゃない線をなぞる
着れなかったあなたのコート
重すぎる沈黙のように、今も掛けられたまま
空気に刻まれた廊下を歩くように
私は記憶の中を進む
窓を閉めたはずなのに
あなたはまだ、そこにいる気がする
あなたは私の笑い声の奥の震え
ちょうど切れるその一行みたいに
叫んでも誰にも届かない
“もしも”が今も心をつかんでる
「さよなら」は、私たちのサイズに合わなかった
私たちは、自分たちの作った隙間に落ちていった
でも、幽霊でさえいつか旅立つ
私も今、息の仕方を思い出してる
あなたは私の開いた手に残るささやき
意図しなかったはずの痕跡
狭間から、私は立ち上がる
綺麗じゃなくても、自由になった
あなたは遠くで薄れていく残響
私の一部だったけど、もう支えじゃない
私は“間”から抜け出す
傷を抱えたまま――でも、今までで一番、私らしい