著作権フリーのオリジナルBGMです。
商用・非商用に限らず無料でご自由にご利用いただけます。
女性ボーカル（邦楽・日本語）曲です。
夏祭りの熱気と静けさ、現実と夢の境界線をたゆたうような・・・
どこか懐かしくて、でも誰の記憶とも言い切れない
祭りの夜に浮かんでは消えるような情景を、聴く人それぞれの心に描いていただけたら幸いです。
ぜひ、和装の入場曲、神前式のエンドロール、和装前撮りでのオープニングムービー、夏祭りや花火のVlog、その他店内BGMや作業BGM、動画のBGM等、様々なシーンでご使用ください。
【歌詞】
笹の葉が囁く 路地裏に灯がともる
金魚すくいの舟 揺れる影ひとつ
風鈴が鳴いている 誰かの記憶のように
すれ違う浴衣の袖 知らない誰かの夢
わらべ歌が遠く 霞む提灯の輪
神楽の笛が舞う 見上げた空は水墨
名を知らぬ花ひらり 足元をすり抜けて
私の中の誰かが そっと目を覚ます
ひとつずつ 声がほどけてく
胸の奥 波紋のように
揺らめくままに 風がゆく
知らぬまに 心 連れ去られて
戻れない この浮世の
夢か幻か 夏のうた
射的台の笑い声 琥珀の飴を舐めて
赤い面の狐が 道をふさぐたび
懐かしささえも 見たことのない風景
時間のない国へ 導かれてゆく
ふたたびは 巡らぬことを
知りながら 歩を止めずに
揺らめくままに 火がともる
指先で触れた 記憶のしずく
帰り道 忘れたまま
踊るわ 刹那の 夏のうた
誰が呼んだか 夜の帳（とばり）
背中あわせの 現と夢
灯籠の影 揺らめくたび
私は私を見失う
揺らめくままに 声がする
見えぬ誰かが そっと手を振る
ほどけゆく 足音だけ
残して消える 夏のうた
揺らめくままに 輪が閉じる
踊る命は ただ静かに
名もなき日々を染めて
終わらぬようにと 唄を継ぐ
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